こんにちは、Sakuraです。
2024年10月15日(火)から18日(金)、幕張メッセにて「CEATEC 2024」が開催されました。昨年に引き続き、私たちNICTも出展してきました!
今年、CEATECはなんと25周年ということで、例年以上に会場全体が活気あふれにぎわっていました!出展者発表によると、総出展数800社(団体)以上、4日間の総来場者数はなんと110000人を超えたようです。すごい数ですね。
2024年度の開催テーマは「Innovation for All」、あらゆる産業・業種の人と「共創」によって未来を描くための展示会とのことだそうです。テーマ通り出展企業,来場された方が非常に幅広く、異なる産業同士で未来社会について議論することで私も共創を実感することができました。
私たちBeyond5G推進ユニットでは、Beyond5G時代の暮らしをより具体的にイメージしてもらえるように、 「概念」 「サービス」 「基盤技術」 に分けて展示を行いました。
まず、 「概念」 ではBeyond5G時代の暮らしがどのようになるのかタッチパネルを使って体験してもらいました。
Beyond5Gの技術と異なる産業のシステムを組み合わせることで、様々な社会問題を解決できることをたくさんの人に実感していただきました。来場者の中には高校生や大学生、Beyond5Gのことをよく知らない方も多くいたのですが、ご説明すると、「すごく分かりやすい」「これはすごい未来だ」など言っていただけて嬉しかったです!
「サービス」 では、ドローンと車のスポット通信のデモ展示をしました。
完全に同期された2つのカメラから車が動画を受信し、空中のドローンに送信するシステムで、カメラから車、車からドローン間の通信をスポット通信で高速にデータ送信するというものです。超高速なスポット通信に驚いている方がたくさんいましたよ!
私もこの形の展示を見るのは初めてで、同期やスポット通信の技術力に驚きました。
「基盤技術」 ではテラヘルツ帯という高い周波数帯を使った通信技術を展示しました。
テラヘルツ帯で無線通信する送信機・受信機を使って、4K映像を非圧縮・ほぼ遅延なしで送れるというもので、私も思わず驚いてしまいました!
3つの展示を通して見ていただくことで、来場者の方からは「産業・技術が連携することでこんな社会が実現できるなんてすごいですね」「“Beyond5G”という言葉をよく知らなかったけど、展示を通じてBeyond5Gの通信・社会がイメージできました」のような嬉しい言葉をいただけました!
NICTブースを訪れてくださった皆さま、本当にありがとうございました。様々な業種の方とお話しさせていただき、私も大変勉強になりました。
※CEATEC 2024、NICT出展内容の詳細についてはこちらからご覧いただけます。