開催日 : 2025年7月1日(火) - 7月3日(木)
場所 : Berlin Conference Center (ドイツ連邦共和国 ベルリン)
主催 : NICT 及び 6G Platform
日独Beyond 5G/6G研究ワークショップ(以下、日独ワークショップ)は、2023年に第1回目を開催し、それ以降は日独の持ち回りで年2回開催しています。2025年7月2日に、ドイツのフラグシップ6G関連イベントとして毎年開催しているBerlin 6G Conference(独ベルリン)の中で、第6回日独ワークショップを併催しました。
本ワークショップはこれまでも一方的な講演だけでなく、インタラクティブな議論を重視しており、今回もパネルセッションに大きな時間を割いて、Prof. Haris Gačanin (RWTH Aachen)がモデレータを務め、Dr. Simone Redana (Nokia), Dr. Takehiro Nakamura (NTT docomo), Prof. Akihiro Nakao (Univ. of Tokyo), Dr. Niels König (Fraunhofer IPT)の4氏が登壇して、Beyond 5G/6G分野の日独連携について議論を行いました。今回は会場から多くの質問が寄せられ、モバイル業界はどんな人材を求めているのか、などという学生ならではの質問もありました。
この他、総務省とBMFTRの共同公募の採択プロジェクトからDr. Behnam Shariati (Fraunhofer HHI)とDr. Yasuhiko Aoki (1FINITY)がプロジェクトの概要を説明をされました。また、XGMF(日本)と6G Platform Germany(ドイツ)のMoU締結署名式を本ワークショップの中で行いました。両者は両国を代表する6Gの業界団体であり、今回を機会にして産学官全体での両国の連携がさらに強まることを期待しています。